第1回「体験してみよう♪　対話によるトラブル解決」が10月14日(金)合同相談センター6階会議室において午後6時から開催されました。講師は、行政書士ADRセンター東京の手続関与弁護士でもある權田光洋弁護士です。

参加者は21名。4つのグループに分かれて座り、ワークショップ形式で講座が行われました。
まず、東京CoCoサイトを開催している行政書士ADRセンターの伊藤浩センター長から、「前々から、ADRを市民の皆さんがどう思うか、という場を設けたいと願っていましたが、静岡のある会にヒントを得て、本日ようやく第1回を開くことができました」という挨拶から始まりました。

講義内容は、2部構成で、「交渉・調停・裁判という解決法の長所と短所を考えてみよう」の1部と「桃太郎の鬼退治での鬼の気持ちを考えてみよう」という2部構成で行われました。
各グループごとにそれぞれ意見を出し合って、それをワークシートにまとめて、代表者が発表するのですが、接客業やセラピストなどさまざまの職業の参加者でしたから、発想の切り口が新鮮で参考になったという意見がほとんどでした。

講義の最後に、参加者全員が自己紹介をしましたが、楽しくてためになったので、次回からの講座にも参加したい、という声が多く聞かれました。
締めくくりとして、東京CoCoサイト実行委員会の光永謙太郎委員長から参加者の方々への御礼と次回予告をして、和気あいあいのうちに初めての試みである公開講座が終了しました。

つぎのようなトラブルを抱えていませんか？

会話の始まりはありふれた話だったのにいつのまにかに夫婦喧嘩になってしまう、といったこと、結構ありませんか？　このように、意図していないうちにお互いの考えや思いがずれていってしまうことは、夫婦関係に限らず、親子関係、友人関係、ひいてはビジネス上の人間関係でもよく目にするものです。コミュニケーション、とはいったいどういうものなのでしょう？

この公開講座は、「自分の考えや思いを伝え、相手の考えや思いを受け止め、そして、争いごとを未然に防ぎ、また、解決する」という観点から、コミュニケーションの本質をみなさまと共に考えていくものです。

「自分の考えや思いを伝え、相手の考えや思いを受け止め、そして、争いごとを未然に防ぎ、また、解決する」ことは大変奥が深いものです。でも、決して難しいことではありません。この公開講座では、コミュニケーションの本質について知見を有する様々な分野の方を講師としてお招きし、ワークショップ形式で共に考えていくことで、コミュニケーションの本質を紐解いていくことを目指します。

コミュニケーションの本質をつかみ、よりよいコミュニケーションをしていきたいと考えていらっしゃるみなさまのご参加を心からお待ち申しております。

なお、名称の“CoCo”には、コミュニケーション（Communication）を共に考えていく場（Community）を提供できたら、という願いがこめられております。

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